なんのために帳簿をつけていますか?
申告のために慌てて1年分の帳簿をつける、個人事業主の中にはそんな方も多いのではないでしょうか。
本来、帳簿をつける目的は、申告のためではないはずです。事業の利益がいくらあるかを計算するためです。
事業会社は利益がないと、いくら理想があっても事業を続けることはできません。「安くていいサービスを提供したい」と思っても、原価を安くする工夫をしないまま売価を安くしたら、当然赤字となります。想いだけでは事業を続けていくことはできません。会社が儲かっているかどうかを、1年に1回の決算で知るのは遅すぎると思いませんか?
もしも損が出ているのなら、利益が出るように対策を打たなければなりません。 利益が出そうなら、有効な節税対策をし、手元に資金を残した方いいでしょう。
個人事業主は、あと1か月で決算を迎えます。年が変わってから1年分の帳簿をつけて、ようやく損か益かわかる、そんな経営者の方もいらっしゃることでしょう。「利益が出ていると思って節税対策をしたら実は赤字だった」逆に「今年は売上が下がったから、赤字だと思っていたら実は黒字だった。こんなことなら節税対策しておけばよかった」など、決算日のあとで知るのでは遅いのです。
当事務所は「経営に役立つ会計」を支援しております。記帳は初めてという方も、ぜひ一度ご相談ください。